東京都の小池百合子知事は25日、都庁であった定例記者会見で、東京五輪のテスト大会を巡る談合疑惑について、「本当によく使われる言葉だが、誠に遺憾ですね。捜査には全面的に協力する」と述べた。
都は24日、調査チームを立ち上げて年末までに中間まとめを出すと発表している。この調査について小池氏は「組織委員会の清算法人に協力を求め、事実関係を確認している」とした。
一方、大会組織委元理事が受託収賄罪で起訴されるなどした汚職事件について都として調査してこなかった点について問われると、「高橋氏(元理事の高橋治之被告)が絡んでいる件は汚職。第三者によるチームは設けている。今回については談合ということで別の形。都から職員も出しており、聞き取りなどの必要がある」と述べた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル